大腸がん検診(内視鏡検査)のご案内
大腸がんは平成26年の統計で、男性が死亡原因の第3位、女性が第1位の疾患となっています。大腸がんは予防できる「がん」です。
便潜血が陽性で内視鏡検査を実施した場合、ほとんどが大腸ポリープであり、「腺腫」といわれる良性ポリープは変化して「がん」となることが知られています。この段階でポリープを内視鏡的に切除ができれば、「がん」への変化を防ぐことができます。
便潜血が1回でも陽性であれば、大腸内視鏡検査をお受けください。
また、50歳を過ぎましたら、便潜血の有無にかかわらず一度は大腸内視鏡による「大腸がん検診」をおすすめします。
(陥凹型の大腸早期がんは便潜血が陰性のことがあります)
胃がん検診(内視鏡検査)のご案内
胃がんは平成26年の統計で、男性が死亡原因の第2位、女性が第4位の疾患となっています。
現在、胃がんは医療技術の進歩により早期発見・早期治療が可能となり、悪性新生物による死亡数(がん死)に占める割合は年々低下してきております。
早期発見のために、胃内視鏡検査をお勧めします。
※現在、胃がんの原因として「ヘリコバクターピロリ菌感染」の関与が指摘されております。胃内視鏡検査で萎縮性胃炎などの粘膜変化の診断がついた場合はぜひ「ヘリコバクターピロリ菌」の検査も行うとよいでしょう。
除菌をすることで将来の胃がん発生を抑制することができるとされております。